サリーン埼玉 バズファクトリー
SALEEN

SALEEN / サリーンとは

S7、S281を生産、発売する米サリーン社は、キャロル・シェルビーと並ぶFORDのレースレジェンドである"スティーブ・サリーン"によって1983年にカリフォルニア州アーバインに設立されました。
翌84年にサリーン自身がレースキャリアの中で、最も関係の深い"FORD/フォード"社の名車、"マスタング"を素材とした"SALEEN MUSTANG/サリーンマスタング"をデビューさせました。

SALEEN MUSTANGは、SALEEN社にスペシャリティーカーメーカー、レーシングコンストラクターとして大きな成功をもたらし、以降20年以上もの間、SALEENから世に出される歴代のハイパフォーマンスマスタングは高い支持を受けてきました。2002年には、クロモリのチューブラースペースフレームに、オリジナルの7リッター/オールアルミN/Aエンジンをミッドに搭載したGTレースー"SALEEN S7R"と、そのロードゴーイングバージョンである"SALEEN S7"のデビューも果たしています。このS7は、世界に誇るアメリカ初のミッドエンジンスーパーカーであり、2002年のデビュー以来、多くのエンスージアストを魅了し続けています。

SALEEN S7R

ミシガン州トロイでは「S281」シリーズの生産が行われています。

カリフォルニア州アーバインでは「S7」の生産が行われています。

2005年には、ツインターボ化され、新設計となるエンジンによりGTレースカーである"S7R"をも凌ぐ出力を与えた"S7 TWIN-TURBO"をデビューさせました。"S7TWIN-TURBO"は、ツインターボ化に伴い、ドライブトレイン、ボディーシェイプ、サスペンション、シャーシーにまで及ぶ改善も同時に行っています。現在、サリーン社は、単なるフォード車のチューナーというわけでは無く、フォード社製品のレーシング&ハイパフォーマンスグレードの開発、生産を担う自動車メーカーとして位置づけられ、サリーンS281シリーズは、フォード・マスタングのハイパフォーマンスグレードとして、全米のフォードディーラーにてメンテナンスを受けることが出来、保証に関しても通常のフォード車と同様に販売されています。

サリーンには、カリフォルニア州アーバイン、ミシガン州トロイの2カ所に工場があり、アーバインで「S7」、トロイでは「S281」シリーズの生産が行われています。このトロイでは、フォードのアニバーサリープロジェクトモデル「FORD-GT」の生産も行われています。この事実は、サリーンの高い技術力とフォード社との密接なパートナーシップをあらわしており、単なるチューナーとは一線を画した存在である事を物語っています。